夏目漱石「明暗」の一部を掲載。
菜食になるという議論をする際おいしいまずいという道に入り込むことが多々ある。
この内容は直接菜食に関わるものではないがここに出てくる小林の意見/説教を私は高く評価する。
普段なにげなく通り過ごしている、あえて立ち止まって考えてみようとしない、
考えたくないから知らん振りをしているある場所をこの小林は教えてくれる。
少なくとも私はそれをあっさり認めることによって心のもやが晴れた。
引用
「明暗」 夏目漱石
[日本の文学14 夏目漱石(三)/中央公論社]
Light and Darkness
an unfinished novel by Sōeske Natsume
TRANSLATED FROM THE JAPANESE, WITH A CRITICAL ESSAY
BY V.H.VIGLIELMO
CHARLES E. TUTTLE COMPANY
SUIDO 1-CHOME, 2-6, BUNKYO-KU, TOKYO
|