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ベジタリアン海外記事
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不老不死の身体−道教と「胎」の思想/加藤千恵著 大修館書店  からの引用

 

  『大載礼記』より
(魚、スッポン、カモメ、アヒルのように)「水」を食らう者は、よく泳いで寒さに耐える。 (ミミズのように)「土」を食らう者は、心がなく呼吸をしない。 (熊、ひぐまのように)「木」を食らう者は、力があって打ち払う。 (トナカイ、鹿のように)「草」を食らう者...
  『神農経』より
「草」を食らう者は、壮健で力がある。 「肉」を食らう者は、勇ましくて動きがすばやい。 「穀物」を食らう者は、知恵があって聡明である。 「石」を食らう者は、肥えて潤いがあり老化しない。 「芝」を食らう者は、寿命を延ばして不死となる。 「元気」を食らう者...
  『黄庭外景経』より
俗人は土地の精を食らうから、身が滅びると地に報い、 聖人は元和の気を食らうから、身は神仙となって天に報いる。 『黄庭(こうてい)外景経(がいけいきょう)』(六朝時代の道教教典)
  『太平経』より
「上中下の得道者(道を得た者)は何を食べているのか」との問に 「上第一の者は風気を食らい、第二の者は薬味を食らい、 第三の者は小食で胃腸がきれいに通じている」という。 上等の得道者については、 「天は遠くて果てしない。風気を食らわなくてはどうして天の道...
  断穀
断穀(だんこく) 「気を食らい醴泉(れいせん)(唾液)を漱(すす)いで飲む者は上である。しかし多くの人はこれができないので、 薬で補って、まず伏尸(ふくし)(=三尸(さんし)。体内に宿って穀気(こくき)を貪り害を及ぼす悪霊)を追い出し、 その後で(穀物を)服食し...
  断穀のステップ
断穀(だんこく)のステップ 気を食べて体内に気をめぐらせるには、 穀断ちをして胃腸内から穀物の滓(かす)を取り除き、 すっきりときれいに通じさせておく必要がある。 「断穀」は「食気」へと進むための最初の欠かせないステップであり、 それを経てはじめて自己の...
  断穀から胎息へ
断穀から胎息(たいそく)へ 『太清(たいせい)中黄真経(ちゅうこうしんきょう)』では、こうして断穀・服気すること百日にして、 やっと自己のなかに生じた気を食べるという次のステップに進む。 穀気を除くことは、「解結」と同様、 穀物の滓も「穀実の精華」もなかっ...
  胎食のステップ
胎食のステップ ここで「斎(さい)」と呼ばれる道教の儀礼における九段階の食のステップを紹介しよう。 というのも、ここに「胎食」と「服胎気」が、究極の「食」として登場するからである。 左段は食の名称、中段は食の内容、右段はその効能を示す。 @麤食(そし...
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 道教の食べずに生きる法 
 地球エネルギーと菜食 
 日本文学 夏目漱石 
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