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不老不死の身体−道教と「胎」の思想/加藤千恵著 大修館書店  からの引用

 

  断穀から胎息へ

 

断穀から胎息(たいそく)

太清(たいせい)中黄真経(ちゅうこうしんきょう)』では、こうして断穀・服気すること百日にして、

やっと自己のなかに生じた気を食べるという次のステップに進む。

穀気を除くことは、「解結」と同様、

穀物の滓も「穀実の精華」もなかった先天的な胎児の状態へ回帰することを意味する。

我々のだれしもが羊水の中で行っていたはずの胎児の呼吸ができれば、

自己の中の気を食べることも可能になるにちがいないと、修業者たちは考えた。

 

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