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不老不死の身体−道教と「胎」の思想/加藤千恵著 大修館書店  からの引用

 

  断穀

 

断穀(だんこく)

「気を食らい醴泉(れいせん)(唾液)を(すす)いで飲む者は上である。しかし多くの人はこれができないので、

薬で補って、まず伏尸(ふくし)(=三尸(さんし)。体内に宿って穀気(こくき)を貪り害を及ぼす悪霊)を追い出し、

その後で(穀物を)服食してもよいが、これは次善の方法である」

「五穀は命をえぐる(のみ)である」

『太上霊宝五符序(ごふじょ )』(六朝期の道教教典)

(仙人を目指す者は穀物を食べないよう、厳しく自己を戒めていた。

これは、普通の食生活を送っている者には、どうしても生命に限りがあるからであり、

先に見てきたように、気を食べる者、あるいは何も食べない者となって、

はじめて不死が得られるという考えに基づくのもである。)

 

(きゃく)穀食(こくしょく)気篇(きへん)』では「気」は最も優れた食とされてきた。

 

    [1] 
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