不老不死の身体−道教と「胎」の思想/加藤千恵著 大修館書店 からの引用
「草」を食らう者は、壮健で力がある。
「肉」を食らう者は、勇ましくて動きがすばやい。
「穀物」を食らう者は、知恵があって聡明である。
「石」を食らう者は、肥えて潤いがあり老化しない。
「芝」を食らう者は、寿命を延ばして不死となる。
「元気」を食らう者は、地が葬ることも天が殺すことも出来ない。
ゆえに良薬を食すると天とともに寿命を終える
(最良の薬である「元気」を服すれば永生が得られる)
『神農経(じんのうきょう)』